【3つの最終回】こち亀のラストが豪華すぎると話題に!

2016年9月17日に発売された週刊少年ジャンプにて、40年に渡る長期連載を続けた「こち亀」は最終回を迎えました。

ギネス世界記録「最も巻数の多い単一漫画」にも選ばれたこち亀。最終回が載った200巻目の単行本と雑誌が一緒に発売されたことも当時は話題になりました。

単行本と雑誌では最終回の内容がちょっと違うお遊びが仕掛けられており注目されていたのです。

こち亀の最終回といえば、漫画だけでなくアニメもあるので今回は合わせてご紹介しましょう。

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漫画版「こち亀」の最終回ってどんなの?人気キャラが続々登場!

週刊少年ジャンプに連載されていた「こち亀」を追いかけ続けていたファンならニヤリとさせられる最終回。気になる内容とは、30周年の際にも開催していたキャラクター人気投票回

しかしそうした体裁を取っていただけであり、実際には読者投票を実施しておらず作者による独断と偏見のネタ回でした。

ここで40年の長い連載の間に編集長が9人も辞め、担当も10人以上変わったと両津勘吉がメタ発言を連発!そんなオフレコも交えながら「復活希望キャラベスト10」が発表される流れです。

「こち亀」は泣かせる人情話から笑い話まで、そのほとんどが雑学と一緒に展開されることで知られてますよね。

1回限りの単発ゲストキャラは数え切れぬほどいますが、中には名物キャラと呼ばれる輩も多数存在します。

ちなみに雑誌と単行本、共に最終回で投票が行われたので今回は1位の人物をそれぞれ見てましょう。

まずは雑誌版。こちらはハードボイルド刑事・星逃田が受賞しました。読み方は「ほしとうでん」。

(訓読みで「ほしのがした」)

この「ホシ」とは警察用語で犯人を意味する隠語。星逃田は当初、一回限りのゲストキャラで終わる予定でした。

しかし彼は登場回のオチでカルティエのライターを失くしてしまい、読者に「みんなも探して!」と呼びかけたのです。

そうしたところ…本当に読者からライターが届いたとのこと。彼はこれを機に再登場を繰り返した愛されキャラだったのです。

もっとも、送られたライターは100円ライターを銀紙で巻いたものであり本物のカルティエではなかったですが。

その後もこち亀ファンからライターを10年に渡り送り続けられた経緯から、作中で「もう送ってこないで!」と呼びかけるシーンもできた程…

古株のこち亀ファンとしては納得のキャラではないでしょうか?

続いて単行本版。こちらはなんと両津勘吉が入選!

「復活希望キャラベスト10」にも関わらず、なぜか主人公に票が集まったのはご愛嬌…さすがの両津勘吉も驚いたものの大原部長から表彰され、最終回は感動のラストへ突入。

両津勘吉がふと会場から出ていくのですが、居なくなったあとの会場では「こち亀40周年達成パーティ」が開催されます。

ここに携帯電話を忘れた両津勘吉がたまたま戻ってきてパーティーに出くわすという、ある種お約束のパターン。

そこで300万円かけた祝賀料理を目にした両津勘吉は…なんと料理にツバをかけて「みなさんが食べないのなら私が食べます!」と最後は独り占めしちゃうオチでした。

雑誌も単行本も、漫画「こち亀」を追いかけ続けてきたファンにとっては納得の最終回となった気がします。

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これぞ「こち亀」愛溢れる最終回!アニメ版のキャストもめちゃ豪華!

2016年9月18日、アニメ最終回スペシャル「こち亀 THE FINAL」が放送されました。

ラサール石井が両津勘吉を演じたアニメ版のこち亀。漫画よりもアニメ版のほうが馴染み深い人も少なくないでしょう。

寺井やボルボ、マリアの出番がなかった点は気になるものの、次の面白キャラたちは登場しています。まず、4年に1度だけ目を覚ます超能力者・日暮熟睡男(ねるお)

両津のいとこで江戸っ子気質の擬宝珠纏(ぎぼしまとい)、両津の祖父にして超サイバー爺さんの両津勘兵衛といった、アニメには登場したことのなかったキャラクターたち。

そして爆竜大佐や特殊捜査課の海パン刑事、月光刑事&美茄子(びーなす)刑事、ドルフィン刑事と言った面々…

さらにはエンマ大王まで出てくる展開もあってか、むしろ漫画版より作品愛がすごいと評判でした。

そのエピソードとは、両津勘吉から借金を取り立てるために商店街の人達が詰め寄るボーナス争奪戦!

また「こち亀」といえばの人情話として、超神田寿司の天才幼稚園児・擬宝珠檸檬(れもん)とアッタカイーノ王国の王女サブリナ(右)の友情。

そして誘拐からの救出劇というアクション。最後はスカイツリーを爆破し、巨額の借用書が両津に届けられるオチなど…こち亀ファンなら一度は観ておくべきです。

ちなみに、犯人役の声優陣たちも豪華の一言。

北斗の拳のケンシロウ役を務めた神谷明、スラムダンクの桜木花道を担当した草尾毅、地獄先生ぬ〜べ〜の鵺野鳴介やテニスの王子様で手塚国光を演じた置鮎龍太郎

さらにはBLEACHの黒崎一護やワンピースの不死鳥マルコを演じた森田成一ら。そう、皆ジャンプの主人公級キャラを演じた面々だった点も見逃せません。

漫画・アニメ共に最終回を見れば「ああ、こち亀は終わってしまったんだ」と言うよりも逆に「また復活するかも?」とすら感じてしまいます。

こち亀は永遠に不滅…その有り様を表しているような最終回ですので、是非ご覧あれ!

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