《アニメ限定》人気ポケモン、ピカチュウの裏設定まとめ!

ポケットモンスターと言えば、ずいぶん昔から親しまれて来たコンテンツですね。

通称「ポケモン」。

現在に至ってもその世界は縮小するどころか、さらに大きく広く拡張されています。

新しい地域や新種のポケモンが次々発見されていくように、世界観に関する設定も宇宙空間のように膨張し続けています。

その中にはあまり公にされていない裏設定とでもいうべき、隠された設定が存在します。

今回はそれらの裏設定を、主にピカチュウに焦点を当ててまとめました!

これを読めば、今までとは違ったポケモン世界を楽しめるかもしれません。

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アニメ版で分かる「食べ物」の裏設定

ピカチュウの好きな食べ物、それはケチャップです。

ポケモンというと、木の実や薬ばかり食べているような印象があったので、これは筆者にとっても意外な裏設定でした。

しかしよく考えてみると、回復手段としてミックスオレなどのソフトドリンク系を飲んでいることから人間と同じ食事を摂ることが出来るのかもしれません。

またケチャップの原料はトマトですし、ケチャップ好きというのは「ポケモン世界には、ポケモン以外の牛豚鳥などの動物が存在しない」設定とも矛盾しません。

そもそも、ケチャップは食べ物じゃなくて調味料では?という突っ込みはともかくとして…

 

ポケモンの生態?ピカチュウがモンスターボールに入らないワケ

これは単純に「狭くて暗いところが嫌い」という裏設定が元になっています。

確かにアニメ版や、アニメをベースにした初代ゲームボーイのイエローバージョンにおいても、ピカチュウは一貫してモンスターボールの中には入っていません。

ちなみに実際のネズミは、暗くて狭いところが大好きなので、そんな意味でも世間のネズミとは一線を画していると言えます。

 

後から出来た?性別にまつわる裏設定

ポケモンには「オス・メス」の区別がありますが、これは今じゃ基本ですよね。

裏設定によればメスは尻尾の先が「ハート」の形になっているので、アニメに登場しているピカチュウはオスのようです。

メスのポケモンの「ゆうわく」に対してメロメロになっていたり、サトシが「男同士、頑張ろう!」と言っていた点からも裏付けられます。

またアニメ版の脚本家によれば、視聴者を選ばないように最初は性別の設定を行っていなかったようです。ただし視聴者に男子が多かったことから、徐々に男性化したとのこと。

ちなみに、ポケモンに性別の概念が現れたのはゲームボーイソフトの「金・銀」から。

アニメ版はそれより前から放映されていただけにこちらも裏設定であり、あまり知られていません。

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アニメ版・ピカチュウは進化しないという裏設定

こちらも有名すぎる話ですが…

ピカチュウは進化するとライチュウになりますよね。しかしアニメ版では、ずっと進化せずに物語が進行していくのです。

実はこのアニメ版・ピカチュウ。クチバシティのジムリーダー戦において、マチスのライチュウに敗北を喫しています。

この時「かみなりのいし」を使用して進化する機会があったものの、自らそれを拒否したのです。ニャースいわく「ピカチュウの状態でライチュウに勝利しなければ意味がない」という理由から。

その後、ふたたびライチュウとの戦闘に臨むピカチュウ。そこから冷静に戦況を見極め、体格の違いからくるスピードを活かして戦いに勝利しました。

実はサトシ以上に負けず嫌いな一面も、彼の意外な裏設定といえるかもしれません。

 

主人公のポケモンにピカチュウが選ばれた理由

アニメの原作となったゲームボーイ版のポケモン。ここではヒトカゲ・フシギダネ・ゼニガメの3種の中から1体を選んで冒険を始めます。

が、そこにピカチュウの姿はありません。にも関わらず、なぜピカチュウがアニメ版のヒロインに抜擢されたのか?これには裏事情とでもいうべき裏設定が潜んでいました。

身もフタもない話ですが、ポケモンのアニメを放映するに当たって女の子からの人気を獲得したかったからだそう。

先で説明した通り、視聴者の多くは男性でした。そう考えると前述のピカチュウが進化しない(できない)理由も、そういった事情が関係していたという点が裏設定だとされています。

ちなみに、コミカライズ版の主人公はピッピ。実に女の子寄りなキャスティングでしょう。

もちろんアニメの放映を続けたり、コミックの連載を続けるにはスポンサーに多額のお金を支払う必要があるだけに、当然といえば当然なのかもしれませんが…

しかしそういった事情は、視聴者にとっては裏も裏、ド裏の内情だけに完全なる「裏設定」です。とは言え、こうして話題に昇っていること自体、成功した証でしょう。

今となっては他のポケモンがサトシの隣にいるのは想像できないほど、製作側の意図した戦略が定着してますからね。

もはや日本の看板とも言える「ポケモン」だけあって、そこも含めて脱帽です。

 

ポケモンの「声」には深いこだわりが…

アニメ版のポケモン。こちらも興味深い裏設定ですが、最初はみな人語を話せたようです。その名残としてニャースが今でも人語を話しています。

ではなぜ、彼は人語を話さなくなってしまったのか?これはどうやら監督の判断によるものらしいです。

理由としては、人語を話すことで可愛さを損なう恐れがあったからとのこと。

また、ピカチュウ役の声優の演技が素晴らしく、人語を話さなくても十分に感情や状況を表現できたというのも一因だったそうです。

その結果、海外でポケモンアニメが放映される際はサトシやカスミなどの人物は外国の声優陣によって吹き替えられたのですが…

ポケモンたちの音声だけは吹き替えられず、日本と同じ音声が世界中で親しまれているのです。

これも日本人特有の細かな感性によるものかと思うと、何だか誇らしく感じる逸話でした。

イメージが崩れるため人語を話さないという裏設定が、声優さんたちのクリティカルな演技で「本当の設定」になってしまったのですから…

これを機に、そんな視点でアニメ版を観ると新しい発見があるかもしれません。

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