【初心者必見】ハリーポッターの「4つの寮」、特徴や比較まとめ!
ハリーポッターの魔法学校、ホグワーツには「四つの寮」が存在することは既にご存じかと思う。
寮には各々特徴があり、所属する生徒の資質や指針などもバラバラである。
それぞれ色の違うハリーポッターの寮について、ここではその特徴を見ていくことにしよう。
あなたが好むハリーポッターの寮はどれだろうか?
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この記事で分かること
戦士のような魔法使い!情熱的なグリフィンドール寮
勇敢な者、騎士道精神を持つ者が多いのが特徴の「グリフィンドール」。
「騎士道」なんてずいぶん古臭い言葉だろう。要は礼節や忠誠心を軸に勇気と優しさも併せ持つといった感じだ。
こう書くと「さぞかし徳の高い集まりなんだろう…」と思ってしまうが、実はハリーポッターのメインキャラクターの多くはこのグリフィンドールに所属している。
ハリーポッターシリーズの中では「味方陣営」というイメージの強いグリフィンドール。
しかし、中には裏切者のピーター・ペティグリューのように創設者の意にそぐわない輩も存在する。
生徒の寮決めの際に使用される「組み分け帽子」。
これは元々創設者であるゴドリック・グリフィンドールの持ち物で、グリフィンドール生として相応しい勇気を示した者は、その組み分け帽子から「グリフィンドールの剣」を入手することができる。
「剣」とはまさに騎士に相応しい武器だ。
グリフィンドールは寮杯を獲得する争いやクィディッチの試合で度々スリザリンと激突しているが、この因縁はいつから始まったものなのか。
実はホグワーツの創設当初から。創設者であるグリフィンドールとスリザリンは信念の違いから仲違いした結果、両者のいがみ合いは現在まで受け継がれているのだ。
いわゆる進学校!ホグワーツが誇る頭脳、レイブンクロー寮
どちらかといえば肉体派、行動派のイメージがあるグリフィンドールに対し、頭脳派を推す特徴があるのが「レイブンクロー」。
部活動でいえば文化系といったところだ。
ある種ハリーポッターの中でもステレオタイプ的な魔法使いが集う寮で、知性を重んじて高い学力を誇る生徒が多いのが特徴だ。
レイブンクローの談話室への入り方も特徴的で「謎解き」が条件になっている程。
ちなみにゴーストである灰色のレディは創始者の魔女であるロウェナ・レイブンクローの娘。
ヴォルデモートが分霊箱にもした、身に着けると賢くなるという髪飾りを母から盗み出した際に亡くなってゴーストになったようだ。
また、レイブンクローでは知性のみならず個性の豊かさも非常に重んじられており、その特徴がハリーたちに力を貸した変わり者「ルーナ・ラブグッド」にも表れている。
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実は頼りになる!?大器晩成型、ハッフルパフ寮の特徴
個性的な特徴を持ったハリーポッターの各寮と比べて、良くも悪くも主張に欠ける雰囲気の「ハッフルパフ」。
しかし、これは創始者(以下)を始めとしたハッフルパフ生の度量の大きさを表している。
限定的な素質を持った者を良しとする他の寮とは違い、ハッフルパフは広い心で人を受け入れる特徴があるからだ。
名声に固執しない者が多く、それゆえ寮杯の争いなどに絡んでくることも少ないため「格下」的なレッテルも貼られることのあるハッフルパフ。
だが実情は違った。
ここは我慢強く正義感を誇りにする寮で、闇の魔法使いになった者が最も少ない点は特筆すべき特徴である。
ホグワーツの戦いにおいても、ハッフルパフ生は誰一人逃げることなく正義のために戦った。
またハリーポッターの寮では一般的に女子が男子寮に入ることは可能だが、逆に男子が女子寮に入ろうとすると魔法が発動して入れなくなる仕組みになっている。
ただしハッフルパフだけには適用されず、男子も女子寮に入ることが可能だ。
にも関わらず、ハッフルパフでは過去に一度も異性間のトラブルが起きていない。
悪く言えば「草食男子」…よく言えば品行方正で誠実さが漂うエピソードではないだろうか。
蛇のように狡猾に…悪童たちが集うスリザリン寮とは?
ハリーポッターの四つの寮で最も暗く、陰険な雰囲気漂う「スリザリン」。
やはり闇の魔法使いの筆頭、ヴォルデモートの出身寮である点は軽視できない。
選ばれし血筋、すなわち純血の魔法使いこそ受け入れるべきという風習があり、努力する姿勢や能力ではなく「生まれ」を重視していることが特徴だ。
よって最も狭き門だと言える、現に他の寮と比べて生徒数が少ない。
また同じホグワーツ内の生徒でもスリザリンとグリフィンドールの仲は悪く、スリザリンに至っては他の二つの寮とも関係が好ましくないため孤立している。
ただその分、スリザリン寮内の団結力は高いようだ。
創始者のサラザール・スリザリンも、他の創始者たちと仲違いして最終的にホグワーツを出ていったと伝えられている。
スリザリンでは決意の固さ、さらに規則を軽視する傾向を求める特徴もあるが、実は主人公のハリーポッターもかなりスリザリン気質が高い。
純血の魔法使いでありヴォルデモートの魔法を受けたことで蛇語が話せるようになったハリーポッターは、スリザリン生として申し分のない要素を兼ね備えているからだ(『ハリー・ポッターと秘密の部屋』でも、スリザリンの後継者ではないかと疑われていた程)。
現にハリーの次男「アルバス」もスリザリンに組み分けされた事実もある。
という訳で、今回はホグワーツにある「四つの寮」についてこれらの特徴やポイントをかいつまんで紹介してきた。
ハリーポッターの作中では特にグリフィンドールとスリザリンにスポットが当てられることが多いが、レイブンクローやハッフルパフも負けじと魅力的で特徴ある寮になっている。
そもそも住み込みで魔法学校に就学できるということ自体、マグル(我々)からすれば夢のような話であるが…