ボクくんがズル休み?「ぼくのなつやすみ」の都市伝説
この「ぼくのなつやすみ」のターゲット層は、主に30代から40代。子供時代の記憶を忘れかけた世代に作られた癒しゲームとして有名です。
しかし、この夏休みを再体験できるのに加えて「ぼくのなつやすみ」の都市伝説がネットで噂されているのです。
その内容とは、かの「8月32日」のバグ以外にも存在するようで…
今回は夏休みを辿るゲーム「ぼくのなつやすみ」に関する都市伝説をご紹介します。
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切なすぎる「ぼくのなつやすみ」…萌の都市伝説
「ぼくのなつやすみ」に登場するキャラクターでは主要メンバーと言ってもいい姉の「萌」。
彼女にまつわる都市伝説が甘酸っぱいと、ネットで噂されているのをご存知でしょうか。
元々「ボクくん」の母親が臨月を迎えた事で、親戚がいる田舎に向かう所から始まる本作。
その田舎にいるキャラクターの中でも、ひと際主人公を翻弄する少女が従妹の「萌」。
彼女は部屋の中にいる事が多く、主人公が来ると「私、前世はクラゲだったかも」なんて言っちゃう不思議な女の子。
主人公が滞在する1ヶ月間「恋の病」にかかっていて日数が経過するごとに、徐々に精神的に参っていきます。
しかし、その恋の相手に関してはあまり触れられておらず、ある都市伝説が生まれたのです。
それは「萌」の恋した相手が「ボクくんだったのでは?」というもの。
現に主人公が滞在している1ヶ月間、彼女はずっと恋の病にかかっていました。
最初は主人公に全く興味がなさそうだったものの、徐々に嫉妬や気になる発言が見られるようになります。
彼女は急に「ボクくん、一緒にお風呂に入ろう」と言ってきたり、きわどい質問をしてみたりと…主人公を翻弄していくのです。
しかし、いよいよ主人公が家に帰る日が迫ると…彼女は自分の恋を「夏の思い出」と割り切って元気を取り戻していきます。
確かにタイミングが絶妙すぎてかなり怪しいです…もしそうなら、彼女にとって「危険」な夏の思い出になりかねません。
彼女の心の変化に注目すると「ぼくのなつやすみ」をまた違った視点で楽しめるかもしれません。
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全部夢だった?「ぼくのなつやすみ」は「ボクくん」の悲しい夢
これは主人公「ボクくん」のグラフィックに「影が無い時がある」事から生まれた都市伝説。
主人公の正体…それは重病を抱えて起き上がる事もままならず、外に出て遊ぶなど叶わない状態で病院に入院した重篤な患者なのだとか。
なので、次のような経緯で「ぼくのなつやすみ」ができたとも伝えられています。
・お見舞いに来た同級生の友達から聞いた話
・夏に遊んだ思い出を沢山聞かされ、自分も遊びたいと強く願って見た夢
皮肉な話ですが、まさか「ぼくのなつやすみ」が主人公の見た夢だったなんて思いもしないでしょう。
実現し得ない願望が夢という形で叶った作品…それが「ぼくのなつやすみ」だったとのこと。
彼が経験した夏休みではなく、彼が経験したかった夏休み。それこそが「ぼくのなつやすみ」だったのかもしれません。
「ぼくのなつやすみ」ではなく「ぼくのズルやすみ」?
これは「ある条件」が整えばプレイできる、まさに「裏ストーリー」とも言われる内容。
実際に遊べたという報告も多数あったので、早速やり方を見ていきましょう。
まず8月32日をプレイし、魚釣りをします。ここは釣れても釣れなくても一度家に帰ってください。そして「萌」に話かけて就寝します。
すると、通常であれば8月33日に進みますが…「4月1日」に時間が戻れば成功。さぁ「ぼくのズルやすみ」の始まりですよ。
このゲームは「いかに学校をズル休み出来るか」がポイントだそうで、バレたらゲームオーバーなんだとか。
セーブも不可能なのでゲームオーバーになれば、そこでズル休みは終了。
ただ、バレなければ6月30日まで進められるそう。しかし翌日は7月1日ではなく、また4月1日に戻ってしまいます。
そう、ずっと「ズル休み」出来るのです。今もプレイ出来るかは定かではありませんが、気になった方は是非試してみてください。
今回ご紹介した「ぼくのなつやすみ」の都市伝説。
有名な「8月32日」のバグとは違いホラー系ではなく、どこか面白くて切ない…そんな都市伝説でした。
皆さんにも「ぼくのなつやすみ」をプレイしていただき、あなただけの夏休みを満喫したり、今回ご紹介した都市伝説も合わせて楽しんでみてはいかがでしょうか。