【クレヨンしんちゃん】正体はひまわり?しんこちゃんが可愛いと噂に

「クレヨンしんちゃん」には過去数回しか登場していないにも関わらず、話題性の豊富な「しんこちゃん」。

暗雲と共に現れて、暗雲が晴れる頃に去ってゆくしんちゃんと同じ5才の女の子

そんな彼女ですがアニメの登場回数を重ねるごとに、謎のベールが少しずつはがれてきました。

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クレヨンしんちゃん初登場!「しんこちゃん」って”ひまわり”!?

2008年の12月5日が「しんこちゃん」の記念すべきデビュー日です。

当然しんちゃんも知らないので、いつもの軽い調子で人見知りもなく「しんこちゃん」に「だれ?」とたずねます。

彼女の返事は「ひま……な子供、しんこでーす」というもの。

普通なら名前をすぐに答えるところ、相手に知られたくないのか、言葉を少し濁して「しんこ」と名乗ります。

クレヨンしんちゃんを見続けている人は「”ひまわり“じゃないの?」と思いながらテレビを見ていたはず。

その後もしんちゃんを呼ぼうとして「おに…ぎりあたま」と言い換えたりも。これも「おにいちゃん」と呼びたかったのでは?

この2つの返事から「しんこちゃん」がもしも「ひまわり」なら、しんこと言う名前は兄・しんのすけから取ったものでしょう。

さらに、この回を見て気付いたのは「笑い方の癖がしんちゃんとひまわりで瓜二つ」だと言うこと。

二人の笑い方は独特で、照れ隠しで後ろを向いて笑いますよね。

クレヨンしんちゃんの漫画版では分かりづらいものの、アニメ版のカラーだと兄弟揃ってほっぺたより少し上に紫色の影ができます。

この笑い方の癖とほっぺに出る紫の影が「しんこちゃん」も同じなのです。

多分”ひまわり”でしょ?」という憶測で初登場の回は終わります。

「しんこちゃん」が何者なのかやたらと謎めいていて、モヤっとした気持ちになった方も多いのでは?

普段はクレヨンしんちゃんのエンディングを見ないような人ですら、声優さんをチェックした人が少なくなかったようです。

ちなみに、エンドロールに出てくる声優欄は「しんこちゃん??」となっており誰が演じているのか明かされませんでした。これまた興味をそそる謎の演出ですね。

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しんちゃんと似すぎ!「しんこちゃん」の言い間違え

「クレヨンしんちゃん」の面白いところと言えば、しんちゃんが難しい言葉を使おうとして間違えること。そう、しんちゃんお得意の「言い間違え」。

ドキがむねむね〜」を「胸がどきどきでしょ!」と正しく言い直す役は主にみさえかひろし、もしくは風間くんですが、見ているこっちも「それを言うなら…」と思わずテレビの前でツッコミたくなる程。

以下に、しんちゃんに負けず劣らずな「しんこちゃん」の言い間違えをまとめてみました。

誤「ろーばは一日にして成らず」→正「ローマは一日にして成らず」

誤「こってり」→正「うっかり」

誤「寄るとしみなには勝てぬ」→正「寄る年波には勝てぬ」

誤「こもろがえ」→正「衣替え」

誤「チボチボでんなぁ」→正「ボチボチでんなぁ」

誤「おさしみぶり」→正「お久しぶり」

誤「アイムタップ」→正「タイムアップ」

などなど…「しんこちゃん」の言い間違えも相当なものです。

言い間違えたことをツッコまれても、まったく動じないマイペースなところもしんちゃんにそっくり。

ここでクレヨンしんちゃんを検証してみると、兄弟でも下の子は上にいる兄や姉の真似をよくしたがります。ひまわりも同じようにしんちゃんがニヤリと笑えば同じように笑います。

兄弟同士で影響しあうのはよくあること。やっぱり彼女は「ひまわり」なんじゃないかなぁと思えるような言い間違えの数々ですよね!

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「最後の”しんこちゃん”だゾ」の回!本人が明かした正体とは

アニメ版のクレヨンしんちゃんに登場した際、彼女はひろしが車にひかれそうな所を助けたこともあります。

クレヨンしんちゃんの都市伝説では「ひろしの命を未来から救いに来た」とも噂されています。じゃあ、もう救えたから再登場はないのかな?と思えば、他にも出てきました。

「しんこちゃん」が以前ひまわりにあげたぬいぐるみ。ひまわりはそれをもの凄く気に入って遊んでいます。

そして「しんこちゃん」が野原家に遊びに来ると、ひまわりはとても良くなついているんです。

しんちゃん、みさえともすっかり仲良くなっていた彼女。さらに滅多に他人になつかないシロにもなつかれています。

この回ではみさえが「本当に”ひまわり”のお母さんなのか」を確かめに来たのです。

そこで「しんこちゃん」は次のように明かします。

「私は未来から来たの。未来の私のお友達…それはひまちゃんなんだけど、5年後の世界でひまちゃんはみさえに怒られてばかりなの。だから本当のママじゃないんじゃないかって…それを確かめるために来たの。」

と、ついに「未来から来た」事実が本人の口から開かされたのです。彼女が登場するたびに、空にかかる暗雲。

今回もその暗雲が「しんこちゃん」のいる野原家の上にかかっています。これが消えかかるのに気がつくと、「もういかなくちゃ!」と急いで帰ろうとします。

大好きな「しんこちゃん」が帰ろうとして後を追うひまわり。

「このぬいぐるみがあれば、また会えるから」とぬいぐるみを手渡し、駆け込んだトイレ。

そのトイレにひまわりはぬいぐるみを投げ込んでしまいます。そしてトイレにあるはずのぬいぐるみは、彼女と一緒に消えたのです。

ひまわりは目に涙をいっぱい溜めて、まるで「もう会えない」と分かっているかのように落ち込みました。

その夜、仕事から帰ってきたひろしが、ひまわりに「おみやげだぞ〜」と手渡したもの。それは駅前でおじさんが売っていた、今日新発売のぬいぐるみでした。

それは「しんこちゃん」がひまわりに渡し、ついさっきトイレに投げ込んで消えたぬいぐるみだったのです。

ひまわりは大喜びでぬいぐるみを抱きしめて、その回は終わります。

まるで彼女が未来から来たことを証明するかのように、ぬいぐるみを買ってきたひろし。きっと偶然だったわけではないでしょう。

ここで、初登場の頃からささやかれていた「“しんこちゃん”=未来のひまわり説」はいっそう色濃くなりました。

と言うか、ほぼ確定でしょうけど…

ただし彼女は野原家の重要な場面で関わってきたものの、タイトルには「さいごの…」と付いています。

今後クレヨンしんちゃんには出てこない謎キャラのままで終わってしまうのでしょうか…

そして、相変わらずエンドクレジットの声優が誰なのかも明かされていません。

「しんこちゃん」は映画版などには打って付けのキャラでしょうし、またどこかで会えるのを楽しみにしています。

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