トトロの正体も…!もののけ姫の都市伝説・裏設定まとめ
衝撃的なポスターが印象的なスタジオジブリ発の「もののけ姫」。
スタジオジブリの作品に限らず、人気映画には都市伝説や裏設定が後を絶たないものですが…
もののけ姫にも驚きの都市伝説が色々と寄せられているのです。
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この記事で分かること
実はダメ作品!?海外から見た「もののけ姫」
決してほのぼのと観られるストーリーではないものの、今や国内のみならず世界中の映画ファンを魅了する「もののけ姫」。
スタジオジブリの作品の中でも最高傑作だと称える海外映画ファンも多くいるほどの人気ぶり。しかし、映画の公開当初…
海外でのウケは思いのほか悪く「退屈なだけの長い映画」と酷評されていたのだそう。自然や動物を「神」として尊敬し、崇める文化は西洋においては珍しいからです。
その点を理解しないと、向こうの人たちが映画の世界観を理解するのは難しいとのこと…しかし「もののけ姫」の世界観に秘められた、日本的な設定や神話の数々…
そして、日本人が自然をどう捉えて生きてきたかを学ぶ中で、もののけ姫こそジブリアニメの看板作品だと褒める海外のファンも増えているようです。
確かにアニメの根底にある日本の歴史や文化を学ぶと、もののけ姫の魅力はさらに高まりそうですね。
もののけ姫の「キャッチコピー」には都市伝説が…
そんな「もののけ姫」のキャッチコピー、これはご存知の通り「生きろ」です。あの重厚かつ荘厳なストーリー…
たった数分なのに多くを語る予告編を観ていると、その中で解き放たれる「生きろ」というメッセージが私たちの心を強く打ちます。
ですが都市伝説では、もののけ姫のキャッチコピーは「生きろ」の他にもこんなに沢山候補がありました。
「恐ろしいか、愛しいか」
「大事なものは、ありますか」
「むかしのむかしは、いまのいま」
「しぬのと、いきるの、どっちが好きだ」
「死ぬなっ」
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構想の段階では色々と議論があったそうですが、結果的に「生きろ」が選ばれたということですね。
これらのキャッチコピーも確かに魅力的ではありますが、「生きろ」のメッセージ性の純粋さが一枚上手な感じもしますね。
ちなみに、山犬の神「モロの君」がアシタカを一喝するときの「黙れ小僧!」は、冗談好きなジブリファンの中で密かに人気を集めるセリフとのこと。
「もののけ姫」で良かった…最初のタイトルは「アシタカせっ記」!?
今でこそ「もののけ姫」というインパクトのある名前で世界中に愛好者がいますが…
しかし、宮崎駿監督が映画のタイトル名として「もののけ姫を使う気はなかった」との都市伝説があるのです。
題名を「もののけ姫」から「アシタカせっ記」に変更する予定だったのを、某製作者の意向で変えずに発表する形になったのだそう。
当然それは宮崎監督の耳にも入ってきました。しかし驚くことに、プロデューサーが責められることはなかったのだとか。
結果的に映画は大ヒット、彼にとっては面目躍如と言ったところでしょう。
後出しジャンケン的な感想ですが、「もののけ姫」の方がよっぽど記憶に残るかと思います…
英語だと”Princess Mononoke”という表記になり、この響きからもタイトルを変えなくて賢明だったのかもしれません。
驚きの都市伝説!「エボシ御前」が助かったのにはワケが
「もののけ姫」で、ヒロインのサンや育ての親である山犬たちの憎悪の象徴である「タタラ場」。
それを仕切っているのはエボシ御前ですが、そんな彼女は「命を失う設定だった」との驚きの都市伝説が囁かれています。
難病の患者や身寄りのない女性など、行き場のない人たちを集め、タタラ場で職を与えていたエボシ御前。
彼らからは厚く尊敬されているものの、森を破壊しているとのことでサンをはじめとする森の住民からは「怒りの対象」となっていたのです。
またエボシ御前の生き様を見ていても、女性としては異様に冷酷かつ、情け知らずの人生を送ってきた模様。
そんな彼女は「モロの君」に片腕を食いちぎられて重傷を追うことになりますが、最初の構想ではやはり亡くなる予定だったのです。
ところが、宮崎監督がエボシ御前を気に入ってしまい「やっぱりエボシ御前の命を奪うことはできない!」ということで、命の無事が保証されることになったそう…
とは言え、エボシ御前も改心して「この村を良くしていこう」と言っていましたから。結果的にはメデタシなのかもしれません。
「もののけ姫」と「となりのトトロ」が驚きのコラボ!コダマとトトロの関係
もののけ姫の最後に「コダマ」と呼ばれる不思議な生き物が出てきます。小さく真っ白な体に、可愛らしいルックス。
映画の終盤において癒し的な存在ですよね。ジブリ好きによる都市伝説では、そのコダマは「トトロの前身」との噂です。
宮崎駿自身も「コダマの後にトトロが登場する設定にするため、もののけ姫を作った」とさえ語っていましたから。
モロの君や乙事主(オッコトヌシ)など…森に住む神や生き物たちはことごとく人間を嫌って攻撃対象としますが、コダマだけは特に敵意を持たずにノホホンとした感じが印象的でした。
「トトロ」にもあんな可愛らしい時代があったなんて…ちょっとほっこりするコラボですよね。
意外なものから心暖まる話まで、もののけ姫の都市伝説はとにかくバリエーションが豊富。
「ジブリアニメを違った角度から楽しみたい!」
そんな時は、エッセンスとしてぜひ都市伝説を足してみてください。