【ネタバレ注意】バルスの意味やその後…天空の城ラピュタの都市伝説
映画公開から根強い人気を誇り、ロードショーなどで再放送されるたびに高視聴率を記録する「天空の城ラピュタ」。
疾走感あるストーリー構成や心に残る主題歌など…ジブリならではの魅力が盛り沢山な映画ですよね。
ですが一つだけ言えることとして、ジブリアニメではなぜか「都市伝説」と言われるものがファンの間で多く囁かれているのです。
やはりこの「天空の城ラピュタ」も例外ではありませんでした。
中にはご存知のものもあるかも知れませんが、早速みていきましょう。
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この記事で分かること
天空の城ラピュタの「幻のラストシーン」!その後が都市伝説に…
「天空の城のラピュタ」のラストシーンといえば、数々の騒動やピンチを乗り越えたパズーとシータがドーラ一族と別れ、元の街へ戻っていく場面ですよね。
ところが都市伝説によると、天空の城ラピュタのラストシーンは「ほかにも存在する」とのこと。
寄せられた都市伝説を調べると「パズーとシータは恋愛関係になった」「パズーとシータは別れて別々の道を生きた」など…それぞれ矛盾があるのです。
これらの説は映画やDVDからの情報ではなく、テレビでの再放送が元になっています。
さらには、映画ファンがぞっとしてしまうような「その後」もあるのです。
あくまでも都市伝説ですが「天空の城ラピュタ」の結末として、パズーは何者かに命を奪われ、シータはドーラ一族にさらわれて大怪我をする程ヒドい扱いを受けていた…
といった幻のラストシーン説があります。パズーもシータも、大変な危機を乗り越えたというのにこのエンディングとは…
背筋が凍るほど恐ろしいものですし、第一悲しすぎますよね。
ただし彼らとドーラ一族は物語を通して非常に親密な関係になるので、この都市伝説は信ぴょう性が薄いことも事実。
二人のその後については、前向きに捉えたいですね。
「バルス」の意味は平和!?視聴者の行いが残念だと話題に!
天空の城ラピュタのハイライトといえば、やはり「バルス」の呪文でしょう。
散々パズーやシータ、ドーラ一族を窮地に立たせたムスカ大佐に対して叫び、彼が抱いていた恐ろしい野望を台無しにします。
天空の城ラピュタのロードショーの日にはネット上で「バルス祭り」と騒がれるほど、このワードは滅びの呪文としての意味を持ちます。
しかし、この滅びの呪文には「ある秘密」があったのです…
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これは都市伝説ですが、トルコ語で「バルシュ」という単語は平和を意味します。
バルス・バルシュはそれぞれ似ていることから、この滅びの呪文の真の意は「平和」である…と都市伝説で囁かれているワケです。
確かに滅びの呪文としてバルスが登場することに変わりないものの、結局はストーリーや登場人物にも平和が訪れることから、天空の城ラピュタにはそんな願いが込められているのかもしれません。
ただしロードショーが放送されるたびに視聴者がSNSに「バルス」と投稿し、そのあまりの盛況ぶりにネット回線が機能しなくなってしまうことも…
要するに、バルスは皮肉にもジブリファンによって「滅びの意味」を持たされてしまった感が否めないのです。
ムスカ大佐がサングラスをする理由
人気映画であるほど、都市伝説や裏設定は一人歩きしてしまうもの…その勢いを止めることは不可能でしょう。
「天空の城ラピュタ」には様々な都市伝説が存在するものの、ちょっと意外な逸話もあります。
例えば、悪役としておなじみのムスカ大佐がサングラスをする理由を探った都市伝説なんてものも…
そこにまで目を付けようとは、流石は人気映画と言ったところ。視力が良くなければ眼鏡で事足りるかと思いますが、ムスカ大佐はなぜかサングラスを付けています。
その気になる理由ですが、彼は視力が良くないワケでなく光に耐えられないため、それを避けるためにサングラスを着用しているとのこと。
実際に滅びの呪文を受けたあとは大量の光に耐えられず、彼は目を覆いながら海へと落ちていきます。
こうした細かい設定からも彼の弱点を伺い知ることができるのです。
シータはドーラの娘!?天空の城ラピュタの「初期構想」にまつわる都市伝説
天空の城ラピュタのヒロインとなるシータと、海賊一味のリーダーである勝気な女性ドーラ。
最初はドーラたちがシータの持つ飛行石を追って彼女やパズーを追い詰めるものの、後に親子のような結び付きを見せます。
そんなシータですが、当初は「ドーラの娘」という設定があったそう。
しかし何のいきさつがあったかよく分からないものの、2人は血縁関係がない設定へと変わったのです。
確かにドーラがシータの母親になれば、彼女もラピュタ王国の子孫ということで話がゴチャゴチャしそうですしね。
結果的にお互いの絆は深く結ばれたので、別に親子でなくても良かったのかもしれません。ちなみに映画に登場するドーラは勝気な性格で見た目も迫力満点です。
とは言え、若い頃に描かれたとされる肖像画(上記の画像)は細身で健気な女性そのもの。
そんなことから部下に「シータは若い頃の私にそっくり!」と言って驚かせるなど、部下もびっくりな過去があったようですね…
ドーラはいい人だった?都市伝説を聞いて安心する人も…
最初は飛行石を持つシータとパズーを追いかけ回し、挙句の果てに街の人たちとケンカを繰り広げるまでになった天空の城ラピュタの空中海賊「ドーラ一味」。
そのリーダー格・ドーラの最初のしつこさを目の当たりにして、怖い思いをした映画ファンも少なくないことでしょう。
しかし都市伝説では、ドーラは決して悪い人でなく「実はいい人だった」と言われています。
他人の持つ大切な宝物を奪おうとはするものの、ドーラ一味には「金持ち以外からは奪わない」と言う鉄のポリシーがあるのだとか。
また、海賊であるにも関わらず人の命を奪うシーンも一切登場しません。ドーラ自身は口が悪くて「千と千尋の神隠し」に登場する湯婆婆のようなイメージが強かったのですが…
後にシータとパズーの良き理解者となり、最後は母親のような存在になります。そんな憎めないキャラを見て、かえってドーラのファンになってしまう人も少なくないそう。
以上、天空の城ラピュタの都市伝説についてお届けしました。
次回ロードショーで天空の城ラピュタを観る機会などあれば、ぜひ都市伝説と照らし合わせてみてください!