とにかく後味が悪い…現代版・クレヨンしんちゃんの怖い話

「明るい・おバカ・面白い」

そう、「クレヨンしんちゃん」と言えばこの3拍子が揃った国民的人気アニメ。

しかし時おり、この3つが「暗い・恐ろしい・意味深」…こんな要素に様変わりした怖い話などもあります。

そして「ある回」を観た私の子は真に受けてしまい、その日はなかなか寝付けなかったのです…

私が彼に「どうしたの?」と聞くと「今日の”クレヨンしんちゃん”が怖かった」と、その日は添い寝をして欲しいと頼んできたほど。

そんな、1人で眠れなくなってしまうこともある「クレヨンしんちゃん」の怖い話。

今回は「オススメの回」をご紹介します。

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クレヨンしんちゃんに「うさぎ」が出てくると、100%怖い話?

ネネちゃんは気が触れると、事あるごとに「うさぎのヌイグルミ」を殴ってますよね。

「クレヨンしんちゃん」を見続けている人は知っていると思いますが、これは元々ネネちゃんのママが行うストレス発散法

トイレで「大人サイズ」のヌイグルミに八つ当たりしていたことに由来します。

「子供は親の背中を見て育つ」とはよく言ったものの…何やら極端なものを見ちゃいましたね。

始めのうちは優しいママがヌイグルミにボディーブローを加えている姿を見て、「いつものママじゃない!」と怖がって物陰から見ていたネネちゃん。

いつ頃からか、彼女も自分と同サイズのうさぎのヌイグルミを持つように…そしてママと同様、うっぷんを晴らすようになったのです。

今では親子でヌイグルミに八つ当たりする姿も珍しくありません。

ちょっとした怒りすら押さえ切れず、うさぎを「ストレス解消の道具」としている姿が心の闇を映し出しているようで、親子揃って怖すぎです…

そして殴られ続けて、なんとも気の毒なうさぎのヌイグルミ。ついた名前はなんと「殴られうさぎ」。

さらに、このヌイグルミが「日ごろの恨み」を晴らすかのごとくネネちゃんに逆襲する怖い話がアニメ版の「クレヨンしんちゃん」でシリーズ化してしまったのです。

事の始まりは472話。ここで放送された「なぐられうさぎの逆襲だぞ」では、のっけから赤い満月が登場します。

そして夜な夜な、親子でいつものストレス発散。「あ〜すっきりした。そろそろ寝よう」と眠りにつく2人。

と…ここで夜中にのどが渇いたネネちゃんがキッチンへと足を運ぶのです。すると、居間にあるTVの赤い砂嵐を横になって観る「うさぎのヌイグルミ」の姿が…

彼は器用にスプーンを使い、プリンをむさぼり食っていました。

そんな「ヤバい姿」を見てしまったネネちゃん。急いでママを起こして影からこっそりその様子を見守るしかありません。

しかし、彼がプリンを食べていたそのスプーンに2人の姿が映り込んでしまいます。うさぎはゆっくりと振り返り、2人の気配を確認。

日頃の恨みなのか…その後うさぎは、2人に家の掃除やマッサージをさせたりと「しもべ」のように2人を扱ったのです。

親子はうさぎを怖がりながらも「なんでネネがこんな事しなきゃならないの?」と小声で毒を吐くと、大きな耳が反応し、うさぎが詰め寄ってきました。

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話はここで終わりますが…実はこれ、全てネネちゃんが見た「」だったのです。

そんな訳で、汗だくになりながら目を覚ました彼女。のどの渇きから水を飲みにキッチンへと向かったのですが…

ダイニングの椅子にはまたしても「うさぎのヌイグルミ」が!そして、テーブルには何故かニンジンジュースとプリンが用意されています。

たまにはうさぎちゃんにもジュースをあげようかなと思って。ヌイグルミでも大事にしないとね…」

その光景に当然ながら驚くネネちゃんに、すでに台所にいたママが無表情でそう口にしました。

そう、ママも全く「同じ夢」を見ていたのです。という怖い話ですが、最後はちゃんと笑って終わります。

初めて殴られうさぎが出てきたこの回。観ていて本当に怖い話でした。

ちなみに「クレヨンしんちゃん」で殴られうさぎが登場する回は以下になります。

・488回「ネネちゃんのうさぎがしゃべったゾ」

・578回「なぐられうさぎ、たびたびだゾ」

どの話もトラウマになりそうなくらい怖い話ですので、ぜひご覧くださいね!

 

昔はなかった、クレヨンしんちゃんの怖い話「みさえの秘書アプリ」

現代の大人に向けた風刺的な怖い話。それが「恐怖のアプリだぞ」の回…

「クレヨンしんちゃん」の数ある怖い話の中でも「殴られうさぎ」以上にリアリティが高く、かつホラー要素の強い作品になっています。

あらすじは以下になります。

まず、みさえのスマホに入った秘書アプリ。これがかなりのスグレモノで、みさえの代わりに色々考えたりアドバイスまでくれるのです。

「そうだ!あのアプリに聞けばいいじゃん」

彼女は次第にこのアプリを気に入って、自分で考えるよりも先にアプリに聞く習慣が付きました。

そんな日々を過ごしつつ、優秀な秘書アプリはだんだんとみさえの意思や行動を左右するように…いわゆる「スマホ依存症」のような状態に陥ってしまったみさえ。

この現状に見兼ねた夫・ひろし。試しにスマホを取り上げると、みさえは必死の形相で取り戻そうとします。

この時の慌てぶり、そしてアプリへの依存度が高すぎる発言が怖いと広まったのです。最終的には家族によってアプリは消されてしまいますが、消す寸前のみさえの顔はかなりおぞましい…

さらに消されようとするアプリが「ヤメロヤメロヤメロ…」と機械的な声にも関わらず、まるで感情があるかのように連呼している場面も意味深そのものでしょう。

このストーリーを要約すると、いつか「人工知能」がヒトの理性を奪って支配するような内容。これは我々人間にとって、ある種ものすごく怖い話ではないでしょうか。

そしてこの回は「ぼーちゃん」がやたら頻繁に現れます。

将来、彼は科学者になっているのでもしや秘書アプリを開発したのは「ぼーちゃん」なのかもしれません。ぼーちゃんの行く末が怖い話、そんな回とも言えます。

つまり「クレヨンしんちゃん」には子供だけじゃなく、大人が見ても十二分に怖い話が存在するということ。そして、これらが「物」にまつわる話になっている点も興味深いと思います。

「クレヨンしんちゃん」は怖い話を通じてこの現代社会に警鐘を鳴らしている…のかもしれません。

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