【永久保存版】こんなにあった!ドラクエの裏設定まとめ

ドラクエシリーズ」といえば世界観が素晴らしいことで有名ですよね。そしてその作風を創り出しているのが、膨大な設定の数々。

有名な設定もあれば埋もれてしまった裏設定も存在しています。

とは言え、ただ埋もれさせてしまうのは勿体無いですよね。

裏設定を知らなくてもゲームは楽しめますが、知っていればより深くゲームを味わえるもの。

そんなスパイス的な裏設定。今回はいくつかご紹介したいと思います。

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ドラクエ1、ダースドラゴンの裏設定

ドラクエ1ではゲームデータの容量が「512kB」しかなかったため、常に容量との戦いでした。

テキストもその影響をもろに受けているだけに「」や「」など、時々使えない文字も…

ダースドラゴン」はその顕著な例になります。実は当初、ダークドラゴンの予定でしたが「ク」が使えなかったのです。

そこで「ダースドラゴン」として世に送り出されました。

 

スライムにまつわる裏設定

こちらも初代ドラクエを製作した際のエピソード。

ゲームデザイナーの堀井雄二氏が最初に考えた「スライム」。それは、ドロっとした粘液のような容姿でした。

しかしキャラクターデザインの鳥山明氏。彼は「描きにくい」という理由から、別のデザインを提案。

これが現在の親しみやすく、愛くるしいスライムの容姿だったのです。現在ではすっかり、ドラクエシリーズの「顔」として定着したスライム。

誕生までにはこんな裏設定があったんですね…またスライムに関しては、他にも裏設定がいくつかありました。

それは下記の3つ。

 

スライムべスの「べス」の意味

これはエリザベスの愛称が由来となっています。

つまり、性別は「メス」…スライムべスの初出は初代ドラクエだけに、この時点で裏設定として「性別の概念」があったことに驚きです。

 

ドラクエ界、最弱のスライム?

最も弱いスライム。それは「ぶちスライム」のこと。

なぜ彼が、史上最弱のスライムに成り下がってしまったのか?

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それは彼の出生に秘密があります。ちなみに、ぶちスライムの初出はドラクエ6。

ドラクエ6は現実世界夢世界の2つに分かれていますが、ぶちスライムは夢世界にしか出現しないのです。

実は彼。スライムが「自分よりも弱いスライム」として夢見て、それが叶った存在なのです。だから当然、スライムよりも弱い。

スライムの後ろ向きな願いが叶ってしまったという、生々しく夢のない裏設定でしょう。

 

はぐれメタルの秘密

このはぐれメタル、元々はメタルスライムでした。それが、仲間からはぐれたことで「スライム」の形を忘れてしまい、不定形の姿になったそう。

そしてさらに興味深いのが、スライムはお互いの姿を確認し合って自分の姿を整形していたという話。生態系にまで踏み込んだ裏設定、恐れ入りました…

 

ドラクエのモンスターがお金を落とす理由

この裏設定は筆者が抱えていた長年の謎を解いてくれました。

なぜモンスターを倒すと、必ずお金がもらえるのか?

経験値はともかく、魔物が人間のお金を所持しているのは不自然だと思ったことありませんか?

「ロールプレイングの伝統だから?」

これには裏設定がありました。どうやら、ハーゴンがお金をモンスターに変えてしまったからとのこと。

つまりモンスターがお金を落としたのではなく、お金だったモンスターが「元の姿」に戻っただけだったのです。

 

竜王は「神の使い」だった?

ドラクエ1の竜王といえば、かの名言「世界の半分をおまえにやろう」でお馴染みのラスボスですよね。

世界の半分をくれるということは世界すべてを支配するつもりで、「かなりの悪人」だと思った方も多いでのは?

その認識は正しいですし、完全な悪です。ドラクエ1に登場する時点では…しかし、過去はどうだったのでしょう?

この裏設定は次々作である「ドラクエ3」に隠されていました。

ちなみに、ドラクエの時系列はソフトの発売順(1・2・3)だと誤解しがちですが、実は3・1・2の順に物語は進んでいます。

3のラスボスである「ゾーマ」は勇者に倒された直後、こんなセリフを吐いてましたよね。

再び悪いやつが現れる。けどその頃には、お前はもうこの世にいない

つまり「ドラクエ1」はその続編だったというワケです。

で、ドラクエ3の物語を進めていくと…竜王の先祖である「竜の女王」と出会います。

彼女はイベントのキーアイテムである「ひかりのたま」を主人公に授けてくれた、いわば導き手のような存在。

しかし竜の女王はその直後、亡くなってしまいます。難病に侵されていて、既に余命僅かだったそう。

そして息絶えた竜の女王、彼女の傍らには大きな卵が…そう、この卵こそが後の「竜王」なのです。竜の女王は自らを「神の使い」だと自称していました。

また、小説版では精霊ルビスと同様、天から来た使徒だったとされています。となれば、おのずと竜王自身も神の使いの血を引いていたのです。

が、結果的として、竜王は勇者によって滅ぼされてしまいます。そしてこの時に活躍したのが「ひかりのたま」だっただけに、竜の女王にはこうなることが分かっていたのかもしれません。

あるいは、竜王にも母がいれば…母の愛情を知っていれば悪に染まることなく、神の使いになっていたのかもしれません。

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