いくつ知ってる?ハリーポッターのワケあり都市伝説・裏話まとめ!

巷にはハリーポッターに関する都市伝説がたくさん存在する。

多くの人にとってお気に入りの作品だからこそ、あーだこーだ言って未開の謎を追求し合うのが楽しいのだ。

ここではそんなハリーポッターの都市伝説の一部を紹介する。

都市伝説を知ることにより、ハリーポッター作品のまだ見ぬ一面を見つけることができるかもしれない。

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「ハグリッドの小屋」が壊された理由は?ハリーポッターの大男にまつわる都市伝説

ハリーポッターに出てくる優しき大男のハグリッド

人間界で暮らすハリーを魔法界へいざなうキーパーソンとして登場し、ハリーポッターシリーズを通じて保護者のような立場からハリーたちを見守り続ける存在だ。

そんな彼の都市伝説を紹介しよう。

ハグリッドは人間と巨人との間に生まれた子供で、ハリーポッターの原作内では「250cm」という人間としては超巨漢な設定で登場する。

しかし実写映画ではさすがに250cmもある俳優を起用することはできず、実際にハグリッドを演じた俳優ロビー・コルトレーンの身長は185cm程度にすぎない。

ただ『ハリー・ポッターと賢者の石』で初めてハリポタ映画に触れた人は、画面内のハグリッドの人間離れした大きさに驚いたことだろう。

185cmの俳優にしてはあまりに大きすぎる…本当に巨人と見紛うような大きさだ。まさか「本当の巨人」を登場させたという都市伝説でもあるのか?

もちろんそこには、ハリーポッターの映画スタッフたちのたゆまぬ努力と工夫による演出がなされていた。ハリーポッターの作品内でホグワーツ敷地内の禁じられた森の傍に建つハグリッドの小屋。

実はこの部屋、映画撮影のために2セット造られたといわれている。なぜ2つも同じ小屋を造ったのか?

それは、作品内でハグリッドの人間離れした大きさを際立たせるためだ。

1つのセットは、小屋を訪れたハリーたちが普通の大きさに見える通常サイズの小屋。そしてもう一方は、ハグリッドをデカく映すために全体的に小さくしたスモールサイズの小屋。

つまりハグリッドを大きくしたのではなく、周りの背景を小さくすることによって彼の姿が大きく見えるよう錯覚させたのだ。

ハリーたちを撮影する時は通常の小屋、ハグリッドを撮影する時は小さな小屋。このように撮影した映像を組み合わせてハグリッドの体を大きく見せていたのだ。

なるほど、と感心させられる手法ではないだろうか。

他にもハグリッド役の俳優には高い靴を履かせたり、あえて足元を映さないように撮影するなど…様々な工夫がなされている。

このような一部分だけを切り取ってみても、ハリーポッター作品を実写映画化させる大変さが窺えるだろう。

ただし残念なことに、映画の撮影のために造られたハグリッドの小屋は、撮影終了後はいわゆる聖地巡礼。ハリーポッターのロケ地を巡るファンが殺到しないように取り壊されたといわれている。

ハリポタファンならずとも一度は見ておきたかった小屋。

以上がハリーポッターのハグリッドに関する都市伝説だ。

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アラン・リックマンは知っていた?スネイプに関する深い都市伝説

ハリーポッターには心優しい大男のハグリッドだけでなく、嫌味たらしい嫌われ者のスネイプ先生に関する都市伝説もある。

単なる嫌味な役柄に終始すればいいのだが…ハリーポッターシリーズを最後まで読破(または視聴)された人なら、このスネイプの役どころがいかに複雑で難しいかが分かるだろう。

言わずもがな、ハリーポッターシリーズは原作・映画を問わず長期間に渡って制作されていて、原作の最終巻が出る前に初期シリーズの映画撮影が始まった。

ご存知の通りスネイプは初期から登場するが、最終作に向けてより重要性を増していく。

ハリーポッターの劇場作品でスネイプを演じたアラン・リックマン。彼は当時、スネイプの役割を何も知らずに撮影に臨んでいたのか?

いや、唯一彼だけが知っていた…と言うのが今回の都市伝説だ。

ハリーポッターの原作者であるローリングはスネイプを演じたアラン・リックマンに全幅の信頼を寄せていた。

この説によると、一般読者にはまだ知らされていなかったスネイプの秘密、ハリーに対する複雑な感情やその背景と言ったオフレコについて、映画の撮影当初から極秘で聞かされていたとのこと。

きっと「スネイプ」という人物を深く理解した上で撮影に臨んでもらいたかったのだろう。いささか真実味のありそうな都市伝説ではなかろうか。

ハリーたちに突っかかりながらも、どこかミステリアスな雰囲気を漂わせるスネイプ先生。敵か味方かも判然としない微妙な立ち位置。

そして、その真実をアラン・リックマンだけが知っていたのだ。

 

ハリーポッターにはワケあり気味な都市伝説も…

ハリーポッターの都市伝説には「へえ!」と感心してしまうようなものから、疑わしくてしょうもない印象の都市伝説まで存在する。

まずは屋敷しもべのドビーに関する都市伝説。

大きな瞳がとても特徴的なしもべ妖精「ドビー」だが、ある有名人物に顔が似ているということで問題になったという都市伝説を知っているだろうか。

その有名人物とは何を隠そう、ロシア大統領のプーチン氏である。

ドビーの顔があまりにもプーチン大統領にソックリということで、大統領側が映画開発元のワーナーブラザーズに訴訟を起こしたという都市伝説がある程だ。

果たしてこの説は本当なのだろうか?既に真実は闇に葬られてしまっているだろうが…過度な深入りは禁物な都市伝説である。

さらにこんな裏話も。こちらは悪どい毒舌記者、リータ・スキーターに関するものだ。

彼女の名前「Skeeter」は、アイスランド語の「Skita」という発音にそっくりだという。この「Skita」という言葉。日本語に訳すと「クソッ!」という意味らしい。

つまり、アイルランド人がハリーポッターの映画を観た場合「クソッ」という低俗な名前の登場人物がいると勘違いしてしまうとの都市伝説があるのだ。

彼女の名前を聞くたびに「リータのクソ!」とアイルランド人には聞こえているらしい。

でも確かに、この毒舌記者であるリータ・スキーターに嘘八百のでたらめ記事を書かれてしまった者からすれば、彼女に向かって「クソッ」とも言いたくなるかもしれない。

このようにハリーポッターには愉快なものから痛快な都市伝説まで多く存在している。

普段と違った角度から作品を眺めることで、新たな都市伝説を探してみるのもまた一興だと思う。

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