ロケット団の黒幕はエリカ!?ポケモン史上最悪の都市伝説
「エリカ」と言えば初代ポケモンに登場した美少女キャラの一人で、タマムシシティのボスですよね。
ショートのおかっぱ頭に和装という…何とも清楚な出で立ちで、使用するポケモンは主に草タイプ。
ゲームボーイの荒いグラフィックからは伺い知れませんが、公式の設定資料などで目にする彼女はいかにも「大和撫子」といった様相。
そんなエリカですが、実はおしとやかなイメージにそぐわない「ある黒い噂」が都市伝説になっているのです。
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エリカは「ロケット団」から賄賂を受け取っている
初めは根も葉もない都市伝説かと思いましたが、少し調べてみると…
あながち見当外れでもないことが分かってしまいました。
実はこのエリカ、原作となった初代ポケモン版とアニメ版で少し設定が変わっているのです。
原作の初代ポケモンでは生け花教室を営んでいて、いかにも自然を愛するお嬢様という感じでしょう。
一方、アニメ版では香水店を経営。そこの店長としてサトシたちの前に姿を現しています。
「火のないところに煙は立たない」とはよく言ったものですが、初代ポケモン版とアニメ版の共通点は共に「お嬢様キャラ」であるということ。
そして単なるジムリーダーではなく、いずれも「経営者」としての顔も持ち合わせているのです。
まだ年端もいかない少女が、ナゼ経営者になることが出来たのか?
さらに言えば、経営者になるための「資金」はどこから捻出したのか?
そんな疑問が火種となり、やがて「ロケット団から賄賂を受け取っていた」という都市伝説に発展したのです。
エリカはロケット団の仲間なのか?
前述したように、エリカは「タマムシシティ」のジムリーダー。
いわゆるポケモン使いの達人であり、街の顔役でもあります。
つまり、何か問題が発生した場合は積極的に事件の解決を図る立場とも言えます…いわば正義の側。
すらわち彼女が「ロケット団の仲間だった」という都市伝説の存在自体、タブーな話になりますが。実際、気になる点が複数あるのです。
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それはロケット団の「アジト」の存在。
タマムシシティにあるスロットゲームコーナーですが、この地下にはロケット団の巣窟がありますよね。
このアジトが完全に隠されていて見つからなかったり、仮にロケット団が「悪い連中」でなければこんな都市伝説も出なかったでしょう…
しかし実際には、彼らがスロットコーナーの辺りをしょっちゅう出入りしては悪事を働いている始末。
またロケット団の連中は、ポケモンをさらったり闇市で売りさばいたりと…
繰り返すようですが、立派な極悪人です。
そんな中、エリカはロケット団の面々を制圧する訳でもなく、どちらかと言えばほとんど見逃しているような状況なのです。
「エリカは秘密裏にロケット団の一味に加担していて、得た資金と引換えに数々の悪事を見逃しているのでは?」
よって、今回のように一歩踏み込んだ都市伝説が登場したというワケです。
全ての黒幕はエリカだった?
前述した2つの説がどんどん発展していった結果、実はエリカが「全ての黒幕」という都市伝説まで浮上しています。
こちらは少々、強引な気もしますが…
彼女がロケット団の長である「サカキの愛人」だという説もあり、それゆえにロケット団が暗躍するタマムシシティのスロットコーナーを任されていたという話です。
つまりスロットコーナーの胴元がエリカであって、エナジードレインのごとく街の資金を吸い上げている。それで潤沢な資金を持ち、裕福な生活を送っているという都市伝説。
ただしロケット団は主人公に壊滅させられたため、真相は闇に包まれたままなのです。
ちなみに、タマムシシティの名前の由来は「玉虫色」。
「曖昧なものはいかようにも解釈できる」
玉虫色にはそんな意味があるそうです。
モヤモヤとした街の雰囲気をしっかり抑えた名前になっている辺り、この都市伝説はまだまだ広がり続けることでしょう。