レッドに死亡説!?初代ポケモンの都市伝説が怖すぎ
知らない方のために説明すると「レッド」というのは、初代ポケモン(赤)の主人公の名前。
ちなみに赤版では、次の4つの選択肢から名前が選べます。
「じぶんできめる、レッド、サトシ、ジャック」
初代ポケモンでは初めにオーキド博士が登場して、主人公に名前を聞くシーンが有名ですよね。
そこで今回は、赤版でもお馴染みのレッドに関する謎めいた都市伝説をご紹介します!
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初代ポケモン、レッドの「その後」
初代ポケモンの「レッド」ですが、ストーリーを要約するとチャンピオンロードを抜けてセキエイ高原に行き、四天王とライバルを倒せばクリアとなります。
ですが、このポケモン少年の物語はそこまでしか描かれていません。一応、クリア後は操作が可能で行けるところも増えますが、ストーリー自体は終わってしまいます。
筆者も当時プレイしていたときは、あまり深く考えておらず「この後もレッドはポケモントレーナーとして活躍するだろう!」などと、何となく脳内で補完していました。
その後は電源を切って、しばらくプレイすることはありませんでした。そうこうするうちに3年が経過し、続編となる「ポケモン金・銀」が登場しましたね。
そして再び、ポケモン世界に足を踏み入れてプレイしていると…とあるポイントで、ひやりと頬に冷たい汗が流れ落ちるのを感じました。
とあるポイントと言うのは「シロガネ山」です。洞窟を進んでいると、突然レッドが現われて戦闘がスタートします。
その際、イベントとして多少の会話があるはずなのですが、レッドは終始無言。無言というか「……」というメッセージが表示されるので、ある意味、無言よりも怖いですよね。
戦闘に勝利した後も、同様に「……」というメッセージしか表示されず、しかもそのままスッと消えてしまうのです。
勝利した達成感は皆無で何ともいえない不気味さと後味の悪さを覚えています。3年間、レッドのことを忘れていたことに対する罪悪感もあったのかもしれません(苦笑)
「初代ポケモン」のストーリーが完了後、金銀が発売されるまでの「空白の3年」に何があったのか?そしてレッドは、何故シロガネ山の洞窟にいたのか?
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レッドは「ポケモントレーナー」の生活にうんざりしていた?
ある日、筆者はレッドについての耳よりな都市伝説を聞きました。彼の正確な年齢は不明ですが、まだ少年と言っていい顔立ちをしています。
そんな主人公が数々のポケモントレーナーたちを倒して新チャンピオンとなり、さらには「ロケット団」というマフィアのような組織を壊滅にまで追い込みました。
「少年なのに正気かよ…」といった感じですが、彼を越えるポケモントレーナーはそうそう現れないでしょうね。
「なかなか強敵に出会えない…」
そう、レッドはそんなことを考えていたのです。
「シロガネ山には強力な野生ポケモンが数多く出現する。ここに辿り付いたプレイヤーならば、多少は自分を満足させてくれるんじゃないか?」
このような解を導き出してから、彼はまるで「死に場所」を探すようにシロガネ山の最深部に立ち尽くしていたというのです。
ただし、この都市伝説には「二つの矛盾」があります。一つはその間の寝食はどうしていたのか?もう一つは、フラッシュもなしにどうやって移動していたのか?
まさに筆者も同じようなことを考えていましたが、これらの矛盾を解決させる衝撃の都市伝説にぶち当たったのです。それは予想だにしない内容でした。
永遠の都市伝説…「レッド死亡説」
その都市伝説によると、シロガネ山の洞窟で出会ったレッドは既に死んでいたというのです。いくつかの根拠もありました。
シロガネ山に向かう途中でマサラタウンに寄った際、レッドの母親がこんなことを口にします。
「冒険に出てから、一度も連絡がないのよね…」
3年間、一度も連絡しないなんてことがあるのでしょうか?
しかも、彼はポケモンリーグのチャンピオンになるという輝かしい実績も有しています。どんなにシャイな性格だったとしても、この状況は少し考えにくいです。
都市伝説によれば、レッドは「シロガネ山」で修行をしていた際に不慮の死を遂げた。しかし、自分よりも強いトレーナーと戦いたいという無念が彼を成仏させなかったのだといいます。
そんな風に現世をさまよっていた彼と金銀の主人公は出会い、戦い、レッドは敗れました。そのことに満足したレッドは成仏し、消え去ったのだというのです。
何とも業の深い話ではありませんか。
3年前にプレイヤー(私たち)が強く育てたレッドが、その強さゆえに孤独をさまよい、新たにプレイヤー(私たち)が育てたキャラクターによって引導を渡されるとは…
実はレッドは生存していた?
レッドの謎に包まれた行動と母親の発言が裏付けとなり、長らく支持されて来た「レッド死亡説」。
が、後にこの都市伝説はあっさりと否定されています。
と言うのも、新作の「ポケモンサン・ムーン 」では大人になったレッドが登場するのです。ついでにグリーンも登場します。
筆者もレッド死亡の都市伝説を信じきっており、なんだかやり切れない気持ちを抱えていただけに肩透かしをくらったような…少し救われたような気持ちになったものです。
しかしグラフィックを見ていると、新たな疑念がムクムクと湧いてきました。
「なんか…レッドっぽく見えない」
そう、ポケモンサン・ムーンのレッドがシロガネ山で出会ったレッドと「同一人物」であるという保証はどこにもないのです。
では、あの時に出会った「レッド」は一体誰だったのでしょう?そもそもレッドとは、一体何なのか?謎は全く解決しないままです。
彼は今もシロガネ山の最深部であなたがやって来るのを待っているかもしれません。