意外にテキトー?ハリーポッターの寮にまつわる裏話【診断方法】

ハリーポッターの作中で、ホグワーツの生徒は入学すると必ずどこかの寮に組み分けされる。

その際、彼らが所属する寮は一体どのように診断されるのか?

長い学園生活において活動拠点となる「寮の決まり方」について、ここでは詳しくお伝えしよう。

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ハリーポッターの四つの寮と、四人の創立者

ハリーポッターのホグワーツ魔法学校には「四つの寮」があることはみなさんご存知だろう。

生徒たちは住み込みで学校に滞在し、仲間たちと衣食住を共にし、朝から晩まで魔法学校での生活に終始する。

ハリーポッターの寮にはそれぞれ異なる特色があり、それはまさしく四人のホグワーツ創設者の信念の違いである。

寮の名称も創設者たちの名前を冠したものとなっており、四者四様の個性がある。

 

寮を診断するのは「組み分け帽子」!組み分け困難者とは?

魔法使いとしての素質を持ち、11歳となって晴れてホグワーツに入学した者たちは、まず今後属することになる寮の診断をされることになる。

スポーツのドラフト会議のように運営側が欲しい生徒を選ぶわけではなく、また生徒が自分の入りたい場所を希望してもそこに入れるとは限らない(多少融通が利くみたいだが)。

入学した生徒の寮を診断するのは、組み分け帽子という創設者たちが考案、作成した魔法の道具だ。

これは歌を歌うことが好きという愉快な帽子である。

生徒は一人一人組み分け帽子を被り、帽子の診断で所属する寮が決まる。

彼らとしてはこれからの長い学園生活を決められた寮で送ることになるだけに、この診断はかなりドキワクものだろう。

ある意味、ハリーポッターの中でも指折りの重大イベントだと言える。

組み分け帽子による診断は大抵はすぐに決定されるが、ハリーやハーマイオニーのように稀に時間がかかることがある。

これはイコール、その生徒が複数の寮に所属できる資質を持ち合わせているためだ。

そして組み分け帽子が悩みに悩んで診断に5分以上かかった場合、彼らは「組み分け困難者」として認定される。

組み分け困難者が出る割合は、およそ半世紀に一度だけ。そう、実に珍しいケースなのだ。

ちなみにグリフィンドールの寮監、マクゴナガル先生もこの組み分け困難者にぴったり当てはまった逸材である。

組み分け帽子は彼女をグリフィンドールに加えるか、もしくはレイブンクローかでかなり悩んだようだ。

勇敢さと高い知性を併せ持っているという点で、ハーマイオニーととてもよく似た資質の持ち主である。

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出演者がネット上で寮診断したところ…まさかの判定結果が

巷のネット界隈では公式・非公式を問わず、ハリーポッターの寮の診断ができるようになっている。

どういうことかと言うと…

質問に回答していくだけでそこから性格的なものを読み取り、どの寮に所属することが相応しいかが分かるのだ。

性格診断の「ハリーポッター版」と言ったところである。

ちょっとした心理テストのようなものなので、気になる人は試してみても良いだろう。

ちなみにハリーポッターの映画でマルフォイ役を務めたトム・フェルトン。彼は公式の診断でスリザリンではなく、グリフィンドールに組み分けされてしまったなんてオチもある。

俳優が演じる登場人物と、現実生活での人格のギャップが感じられるエピソードである。

さらにハリーポッターの生みの親、ローリングはグリフィンドールに組み分けされた模様。

そしてロン役のルパート・グリントはハッフルパフ。

彼らの本当の性格が垣間見えるようで、実に興味深い診断ではないだろうか。

『ハリーポッターの「4つの寮」、詳しい特徴や比較!』 はこちら

ハリーポッターの寮、一番人気はどれだ!?

ハリーポッターのどの寮が人気なのかというのは、人それぞれ意見が異なるところだろう。

それでも、ハリーを筆頭にメインキャラクターの多くが所属する「グリフィンドール」が王道的な人気を誇っている。

他には意外にも「スリザリン」の人気が高いようだ。

言わずもがな、あのヴォルデモートも所属していた闇の魔術に精通した魔法使いの多いスリザリン。

ハリーポッターのキャラの中で高い人気を誇るスネイプ先生であったり、ハリーの次男アルバスも所属するなど、グリフィンドールの次にスポットが当てられている寮だ。

また、ハリーポッターのスピンオフ作品に当たる『ファンタスティック・ビースト』の主人公ニュート・スキャマンダー。

彼が「ハッフルパフ」の出であることに相まって、近年ハッフルパフの人気も高まっている。

ハリーポッターの原作者ローリングも診断結果とは裏腹にハッフルパフが好みとのこと。

残るは、知性をモットーとする「レイブンクロー」。

他の寮と比べるとやや影の薄い感は否めないかもしれないが、レイブンクローは聡明な頭脳を買うばかりでなく個性を重んじる風習も際立っている。

そのため学者肌の頭脳派だけでなく、自己表現を存分に行いたいアーティスティックな人にも向いている寮かもしれない。

以上、ハリーポッターのホグワーツにある「四つの寮」について、また寮の診断方法などについてフォーカスしてきた。

「類は友を呼ぶ」

それぞれの個性が寄り集まった四つの寮はハリーポッターの物語において重要な要素となっている。

あなたが組み分け帽子に診断されるとしたら、それはどの寮になるだろうか?

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