知るとガッカリ!?クレヨンしんちゃんのヤバい裏設定まとめ

「しんちゃん」を真似されると困る大人もいれば、感動的な家族愛に胸を打たれるファンも多い長寿アニメ。

それが「クレヨンしんちゃん」でしょう。

それだけに、知られていない裏設定が多数あります。

中には設定がブラックすぎてタブーなものまで…

そんな訳で今回は「クレヨンしんちゃん」の裏設定をまとめてみました!

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野原家の裏設定4つ

原作者の「臼井先生」が連載前に考えていた野原家の初期設定。

これが実にハチャメチャなのです。

まさに表立っては言えない裏設定と捉えざるを得ないようなもの…

まずは「クレヨンしんちゃん」の主役、野原しんのすけ。

実は5歳で亡くなっていたという衝撃設定でした。

ちなみに、しんちゃんの死因は交通事故。

ひまわりを救おうとして事故に逢って亡くなったとのこと。

そのショックから野原家は精神のバランスを崩してしまい、居ないはずのしんちゃんの話をするように…

街の人たちはかわいそうなこの家族への気遣いから話を合わせている、というものでした。

母親のみさえは「しんのすけが生きていたら、こんな生活を送っていただろう」という想いで日記を付け始めます。

その日記はしんちゃんの残したクレヨンで書かれたもので、これが「クレヨンしんちゃん」誕生のきっかけとなったようです。

また、父親のひろし。彼は裏設定では性転換をしたことになっています。

この裏設定では女性だった頃の名前がひろこで、2人は友人関係にあったのです。

そこから生涯に渡ってお互いを助け合えるようにと、女性だったひろしは性転換手術を決意。みさえへの愛が深いですね。

さらに妹のひまわり。彼女は元々、野原一家とは血の繋がりがなかったようで…

そもそも、ひまわりの実親が失踪したことを機に野原家に引き取られて育てる事になったとか。

しんちゃんがいないことに希望を失ったみさえを「なんとか救いたい」と、ひろしが養子として迎え入れた子だったのです。

こんな裏設定をヒモ付けるかのように「髪の色が1人だけ違うのは、養子だから」とのこと。

「シロ」はしんちゃんが拾ってきた捨て犬です。

ここまでは公式に語られているのですが、シロが以前の飼い主に見放された理由。

それは「」だったから。あまりにも重くブラックなので、当然採用はされず…

使われることは無かったものの、今では「クレヨンしんちゃん」を代表する裏設定として、知る人ぞ知る秘話になっているのです。

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「クレヨンしんちゃん」は元々、大人向けのアニメだった!?

ちなみに「クレヨンしんちゃん」の原作は青年漫画

ときどき成人向けの表現やブラックユーモアが入っていたりする理由はココにあったのです。

そういった経緯を持つだけに「クレヨンしんちゃん」のアニメ化に当たっては、その大半が子供向けに修正されています。

この修正による「原作との違い」は何だったのか?

それは、大人向けのお色気シーンを「ホラー」に変えたことでした。

例えば色気のあるセクシーな女性が、蛇のような舌を持った妖怪女に変えられています。

「5歳児にはまだ早い!」というようなシーンから「5歳でこれを見たらトラウマになりそう」というシーンに置き換えられたワケです。

「クレヨンしんちゃん」のホラー回は「サイケデリック」という幻覚や、恍惚状態を専門とする演出家が呼ばれて制作されているそうです。

なので「本気で怖い回」も存在しています。

とは言え、まさかそのホラーな部分が「大人的なシーン」の代替として使われていたなんて…

それこそ裏設定としか言いようがありません。

 

しんちゃんの生みの親、臼井儀人の裏設定

「クレヨンしんちゃん」の原作者、臼井儀人さん

ご存知の通り、彼はもうこの世にはいません。

臼井さんは生前から「漫画家は私生活を明かさずミリテリアスなくらいが丁度いい」と公言。

さらに「僕はしんちゃんのように周りを明るくするタイプじゃないし、キャラと生みの親のギャップが激しいので失望させたくない」と言った心配から、顔出しNGだったのです。

そんな「クレヨンしんちゃん」ですが、先述の通り当初は「ブラックユーモア」のある漫画でハチャメチャな家族を描きたかったという原作者の想いがあり、数々の裏設定が生まれたようです。

中には都市伝説になったものまであります。

とは言え、どこまでが作者の意図した裏設定になるのか気になるところ。

ひまわりに関しては初登場がアニメ版ですが、裏設定とされる「養子説」は都市伝説の可能性が高いと言われています。

にも関わらず裏設定と囁かれているワケは、やはり原作が青年雑誌の連載から始まっていたり、養子説があまりにリアルすぎる内容だからではないでしょうか。

今やテレビアニメとなって25年以上が過ぎ、家族向けでおなじみの「クレヨンしんちゃん」。

ですが、テレビ放送でホラー回が出てきたら「このシーンの原作はどんな大人向けの表現だったのか?」

なんて思い巡らせるのも「クレヨンしんちゃん」の隠れた楽しみ方の1つかもしれません。

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