【都市伝説】クレヨンしんちゃんは全てみさえの妄想だった!?
皆さんおなじみのおにぎり頭に太い眉毛の5才児、「クレヨンしんちゃん」こと野原しんのすけ。
アクション幼稚園に通うマイペースでちょっとおませな男の子です。
しんちゃんはいつも周りを巻き込んでやりたい放題、けれどみんなから好かれる人気者。
野原家の家族は4人。足の臭いひろし、口うるさいみさえ、そして宝飾品とイケメン好きのひまわり。
大人も翻弄するようなマイペースさが面白く、家族でも楽しめるクレヨンしんちゃん。
ですがクレヨンしんちゃんには「都市伝説」というものが密かに出回っていて、中には笑えないようなものまであります…
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「クレヨンしんちゃん」は享年5歳!?
野原しんのすけはすでに交通事故で逝去しているという設定です。
その交通事故とは、妹・ひまわりの身代わりとなって車にはねられてしまったというもの。
兄弟ゲンカもよくするけど、何だかんだしんちゃんはお兄ちゃんらしいところがあります。
ひまわりと物の取り合いをしても最後には譲ることが多いですし、ひまわりにせがまれたことを最初は嫌がってやらないものの「も〜しょうがないなぁ〜」と結局やってあげる。
そんな心の優しいお兄ちゃんらしさがしんちゃんにはありますよね。
ひまわりが登場したのは原作では16巻。テレビでは1996年、アニメの放送からおよそ4年後です。
クレヨンしんちゃんを見ていると、兄弟で育った自分に置き換えて「こういうこと、あったなぁ」と言うようなエピソードもよく出てきます。
特に映画の20作目「オラとひまわりは兄弟だぞ」は二人の兄弟愛が出ていて感動的な作品。
その究極の兄弟愛とも言えそうな、「ひまわりの危機を救って亡くなった」という都市伝説。
ただし、亡くなっているのに「“クレヨンしんちゃん”はなぜ終わらないのか?」という気味の悪い疑問も残りますが…
野原みさえの設定が怖いと都市伝説に!
その答えが、母みさえの都市伝説で囁かれている設定にありました。
交通事故で息子を亡くしたみさえ。
悲しみにくれて心のバランスを失い、亡くなった息子恋しさに「もしも”しんのすけ”が生きていたら」と想像して作り出した話が「クレヨンしんちゃん」だというのです。
「クレヨンしんちゃん」というこのネーミング自体、みさえがクレヨンでこの話を書いたからだとか。
だとすれば、みさえの想像力は相当なもの。作家にだってなれるでしょう。
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クレヨンしんちゃんのお話があまりにもフザけすぎているのも、実は息子が亡くなった辛さを笑いに変えた結果だというのです。
確かに、悲しみや寂しさを癒すのに絵を描いたり物語を作るなんて心理療法もあります。
都市伝説でのみさえにとっては、クレヨンしんちゃんのお話は心の平穏を望むための自己への癒しとしんちゃんへの追悼なのかもしれません。
そんな野原みさえ。実は1990年の漫画連載当初はいませんでした。
しんちゃんの幼稚園でのお話ばかりで、みさえが登場する回は少し後になります。
これも都市伝説では、作者であるママが出てこないのは現実世界のクレヨンしんちゃんの原作者が顔出ししない漫画家だから…なんてことまで噂されています。
都市伝説の設定がさらに新しい都市伝説を生んでいるのです。
野原ひろしの都市伝説…元は女性だった!?
野原家の大黒柱・ひろしとみさえが知り合ったきっかけも都市伝説になっています。
みさえの独身時代の職業は声優。家でオーディションの演技の練習をしていたみさえ。
その練習の声が色っぽく、たまたま通りすがりのひろしがその声を聞いて好きになったのです。
みさえの声にひろしが惚れて始まった恋…なんだかステキですね。
都市伝説上の二人のなれそめ…それはひろしのひと目惚れから始まっていたのです。
そんな夫の野原ひろし。実は心の広い人物だと思えるような都市伝説もあります。
先に紹介した、しんちゃん故人説。みさえが描き出すしんちゃんの架空のお話を、現実の事のように受け止めて付き合ってあげているというもの。
みさえの悲しみを理解して話を合わせる事で、ひろしなりにみさえの悲しみを癒していたワケです。
さらに都市伝説では、結婚するために性転換をしたという話も。
日本の医療では女性が男性となってパートナーとの女性の間に子供を授かることは出来ないとされています。
よって現実的には薄い話ですが、二人の夫婦愛が感じられる都市伝説。
「クレヨンしんちゃん」は漫画・アニメ版を問わず長年愛され続けています。
作者の臼井儀人さんが亡くなった後も、漫画は「新クレヨンしんちゃん」としてUYスタジオで未だに作られてますからね。
そしてセンセーショナルな都市伝説が生まれるのは、何よりクレヨンしんちゃんが多くの人に楽しまれ続けているからこそ。
こうした都市伝説を知ると物語をまた違った角度で味わえるようになります。
以上、「クレヨンしんちゃん」の家族愛の深さが分かる都市伝説でした!