その後どうなった!?「ハリーポッターと呪いの子」のネタバレ[19年後]
ハリーポッターの19年後のストーリー、『ハリー・ポッターと呪いの子』の設定やあらすじをネタバレたっぷりで紹介しよう。
『呪いの子』のネタバレだが、それは以前の作品のネタバレにもなるので、そこはご注意願いたい。
19年後。いい年になったハリーポッターたちと、その子供たちが織り成すストーリー。
『呪いの子』とは一体誰のことを指しているのか?
ネタバレを含めつつお送りしていく。
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リアルタイムだと9年後。ハリーポッターの「19年後のストーリー」とは?
2007年に『死の秘宝』で完結したはずのハリーポッター。
それから9年後の2016年に『呪いの子』が新たに舞台、そしてその脚本を書籍化したものとしてハリーポッターのタイトルを冠して生まれた。
『呪いの子』は原作者公認の第8巻。
正式なハリーポッターの続編として、悪の魔法使い「ヴォルデモート」が滅んだ年から19年後の物語が描かれている。
この19年後の話だが、ハリーポッターのファンは実際どのように思っているだろうか?
またキャラクターたちに会うことができると待望したか、それとも「ハリーポッターの物語はあそこで終わりだ」「大人になったハリーたちなんて見たくない」
…そんな風に考えるのかは、もちろん自由だ。
この19年後を描いた新作に関しては、人それぞれ意見が異なるかもしれない。
19年後はどんな話?あらすじをネタバレ!
ハリーポッターの次男である「アルバス・セブルス・ポッター」。
正直くっつけすぎな名前だろう。
いくら尊敬しているとはいえ、ダンブルドアとスネイプの名前を1人の子に付けたので名前の中でキャラたちがゴッタ返している。
長男の「ジェームズ・シリウス・ポッター」も同じだ。
そもそも、父親の名前を子供に命名するだろうか?(長女にも母親の名前を入れているくらいだ)
19年後。37歳になったハリーポッターはジニーとの間に3人の子宝にも恵まれ、11歳になった次男のアルバスがホグワーツに入学する日に物語は始まる。
多少ネタバレになるが…ストーリー展開は逆転時計を使って過去を改変させた『アズカバンの囚人』とやや似ているかもしれない。
現代と過去を行きつ戻りつ、そんなSF的な物語だからだ。過去が変われば現在も変わる。
あったことがなかったことに…もちろんその逆も然り。少しネタバレが過ぎるだろうか?
テーマとしては、悪の魔法使いに打ち勝ったハリーポッターという偉大な父の「息子」と、そんな彼を理解してやれていなかった父親。この親子の双方が抱える葛藤について描かれている。
お互いがお互いを理解して絆を深め合う、と言った19年後の親子の物語である。
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19年後、何だかんだで変わらないハリーポッターたち
時が経ち、あの頃は若者だった人物たちも、19年後の世界ではいい大人になっている。
あのハリーポッターがアラフォー世代に突入した物語が制作されるなんて…『賢者の石』の頃に誰が想像しただろうか?
しかし魔法使いといえど、大人になればニートでない限りは働きに出るのが世の常。
それは悪の魔法使いを駆逐した偉大な魔法使い、ハリーポッターであっても決して例外ではない。
平穏が訪れた19年後の世界。ハリーポッターは魔法省に勤め、いつか悪の魔法使いの再来が訪れても対応できるよう創設された闇祓い部の部長となった。
やはりハリー程そのポジションに適した人物は他にいないだろう。
ご承知の通りプライベードではロンの妹ジニーと結婚し、3人の子宝にも恵まれた。
2人の恋仲を知らなかった人にとってはネタバレになってしまうが。
ハリーはダーズリー家で虐げられながら生活していた当時では想像もつかなかったような、順風満帆な人生を歩んでいるように思える。
他に気になるのは、やはりハリーポッターの親友であるロンとハーマイオニーの19年後の状況だろう。
元々友情だったものが恋に変わったのかは分からないが、2人は19年後には夫婦として生活している。
怠け者のロンのお尻をハーマイオニーがビシバシ叩いて叱咤している…そんな絵が容易に想像できそうだ。
ハーマイオニーは在学中から進めていた反差別運動をさらに推し進め、魔法界の腐敗した古き慣習に一石を投じるべく邁進しているようである。
ハリーとはまた違った角度から世の中を良くしようと尽力しているのだ。
そんな立派な彼女に対して、夫となったロンは兄ジョージの悪戯用品専門店を手伝って一山当てているらしい。
面白道具の開発、それはそれで世の中に貢献してはいるだろう。
また『呪いの子』ではかつての盟友たちの他、その子供たちにもスポットが当てられている。
ハリーポッターたちのような良心的な魔法使いの子供だけではなく、悪の心に満ちた子供も登場するかもしれない。
…と言ったささやかなネタバレも付けておこう。
あれから19年後、ハリーポッターの登場人物も私たちと同じく自分たちの人生を歩んでいっているようだ。
そして将来白髪のおじいちゃんおばあちゃんになり、その命を土に還す時がくるだろう。
果たしてハリーポッターは、ダンブルドアのように白い髭の似合うおじいちゃんになれるのだろうか?
続編が組まれたらぜひ観てみたい。