実は怖い話だった!?ゼルダの伝説がよく分かる都市伝説3つ
ゼルダの伝説は数多くのシリーズ作品がリリースされていますが、今回は「時のオカリナ」について取り上げてみました。
時のオカリナでは「森、炎、水、闇、魂」という5つの神殿がステージとして登場しますが、「闇の神殿」にはとある都市伝説があります。
クリーンなイメージのあるハイラル王家ですが、その歴史に隠された闇とは一体?
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「ゼルダの伝説」シリーズの中でも怖いと話題に
「闇の神殿」。ここはゲームとしての難易度が非常に高く、何度も倒れて挫折したプレイヤーも多かったことでしょう。
そういった意味でプレイヤーの心に爪痕を残しつつ、何よりステージ自体の不気味さがゲーマーの記憶に強烈な記憶を残しました。
壁全体がドクロになっていたり、棺が置かれた部屋。
頭蓋骨のみが壁に埋め込まれた部屋、さらには人骨がばらまかれている部屋など…常軌を逸した演出のオンパレード。
極めつけは壁が語る言葉。
いや、壁が語る時点で十分怖ろしいのですが、語られる内容が正気を失ってしまいそうなほど怖いのです。
「闇の神殿 それはハイラルの血塗られた歴史 欲望と怨念の集まりしところ」
「怖っ!」と思い、辺りを見渡すと人骨が散らばっていたり壁の頭蓋骨と目が合ったり…
これは都市伝説になってしまうのも頷けます。
意外と知らない、ゼルダの伝説における公式設定
そんなゼルダの伝説シリーズ。実はこの作品、設定は意外にもテンプレで構成されていたのです。
例えば、邪悪な存在ガノンドルフが現れてハイラル城からゼルダ姫をさらい、リンクはそれを助けにいく。こんなパターンです。
「形式美」と言ってしまえばそれまでですが、毎回よく同じパターンでマンネリ化しないな…なんて思いませんか?
ですが、ここにシリーズを継続させるある秘訣があったのです。
まあ公式設定でもあるのですが、ゼルダの伝説の世界はそれぞれが「パラレルワールド」なんだそう。
パラレル。つまり別世界の出来事であり、作品ごとに物語の関連性はないとされています。
そのためキャラクターの年齢や設定が毎回異なっていて、プレイヤーは作品ごとに新鮮味を持って楽しめるというわけです。
これは裏を返せば「歴史が積み重ならない」、もしくは「作品ごとに歴史が異なる」ことを示唆するのではないでしょうか。
あるいはテンプレとして「共通の歴史」が存在してもおかしくない、とも解釈できます。
なんとも懐の広い世界観なのです。
ただし「ゼルダの伝説」シリーズでは、伝説こそ語られるものの「歴史」については触れられていません。
そう、あの話を除いては…
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ハイラル王家は現実世界にも存在していた?
当たり前のように存在している「ハイラル王家」。
ただし、その成り立ちは全く語られていません。
が、時のオカリナをプレイしていたらいくつか気になる点があったので、それらを列挙してみました。
①:時のオカリナの世界には複数の種族がいて、それぞれ違った信仰心を持っている
ゴロン族・ゾーラ族・ゲルド族といった種族は、それぞれに独自の宗教観を持ち合わせています。
②:ハイリア人には選民思想があると都市伝説では言われている
これはプレイ中に話し掛けた際、「ハイリア人は神聖な種族」「神の啓示を聞くために耳が長くなった」といった言質が取れたためです。
③:神殿は欲望と怨念が渦巻いている
これは壁の言葉で、闇の神殿に転がっていた人骨が裏付けとして強烈な説得力を持っています。
また、井戸の下には拷問に使われたような器具も多数放置されているのです。
上記のフラグから類推される「血塗られた歴史」。
もう、まんま宗教戦争ですね。魔女狩りのエッセンスすら見受けられます。
ただし、これは決して珍しいことではなくて、現代に至っても中東などでは日常的に「神の名」を使った人狩りが行われているそう。
選民意識の高かったハイラル民は女神ハイラル以外の神を崇める民族を悪と捉え、弾圧や幽閉、拷問を経て処刑したのです。
ゼルダの伝説はゲームでありながら、現実をシミュレートしているとのこと。
あくまでも都市伝説ではありますが。
ゼルダの伝説をふり返って
いかがでしたか?
「ハイラル」というとゼルダ姫の凛々しい印象が強いと思いますが…
実は闇と狂気に満ちた怖ろしい国だったという都市伝説。
でも、これじゃあまりにも救われませんよね。
なのでこの都市伝説から学んでみましょう。
「戦争なんてろくなもんじゃない」と教えてくれるためにエッジの効いた表現で、私達に道を示してくれたのだと。