ゴーストの怨念が主人公を襲う!?ポケモンブラックの怖い都市伝説

ポケモンと言えば、もはや説明不要なほどに有名な作品ですが、実は数多くの都市伝説が存在することでも有名です。

そこで今回は、ポケモンブラックにまつわる都市伝説を紹介していきます。

ポケモンブラックと聞くと、おそらく真っ先に連想するのはシリーズ第5世代のポケットモンスターブラック・ホワイトかと思います。

しかし、海外では上記の作品が発売される以前からポケモンブラックについての都市伝説がまことしやかに囁かれていたのです…

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ポケモンブラックのカートリッジは「黒」

ポケモンブラックの都市伝説の出所は4chanという海外の掲示板。

とあるユーザーがフリーマーケットで購入した真っ黒なポケモンのカートリッジに端を発するようです。

ポケモンがソフトの記録媒体にカートリッジを採用していた時代に発売されていたのは「赤・緑・青・黄・金・銀・クリスタル」なので、この時点から既に異様さを醸し出しています。

しかし、このソフトの異様さは外装だけに留まらず、ゲーム内容までもがブラックな代物だったという点にあります。

 

ポケモンブラックに登場する「GHOST」の都市伝説

都市伝説はマサラタウンから始まり、研究所でオーキド博士から冒険に連れて行くポケモンを選ばされます。

ここまでは「赤」「緑」などのいわゆる初代ポケモンと同じで、他のシリーズ作品などにも見られる非常にオーソドックスな流れです。

しかし、ここから先の展開は今に至るまでに発売されている全てのポケモンと異なり、ポケモンブラックだけのオリジナルな内容となっています。

通常であれば、オーキド博士から3体のうち1体のポケモンをもらい、選んだポケモンと共に冒険することになりますが…

ポケモンブラックでは普段存在しない4体目を選択することが可能なのだそう。

その4体目とは、あの「ゴースト」。

名前の部分が通常のゴーストではなく「GHOST」という表記になっており、イラストも初代ポケモンのシオンタウンに出てくる幽霊と同じものが使用されています。

戦闘時にゴーストを参加させると対戦相手の画面には「怖すぎて攻撃できません」と表示されて何もできなくなるとのこと。

ゴーストが使える技は「のろい」の1種類だけですが、これを使用すると直後に画面が暗くなってポケモンの鳴き声は通常より低い音に。

その後にバトル画面が表示されると、なんと敵のポケモンが消え去っているのです。

また、「のろい」をジムリーダー戦で使用すると、画面が暗くなった後にジムリーダーの所有するモンスターボールも1つなくなっています。

そして戦闘終了後には、ジムリーダーがいた場所に墓標が建つという奇妙な演出があります。

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プレイヤーがポケモンに襲われる!?エンディングの都市伝説

「のろい」だけを使った状態でエンディングを迎えると、ポケモンリーグで四天王を倒した殿堂入りポケモンの紹介があります。

ここまでは一般的なポケモンソフトと何ら変わりありませんが、問題はその後です。

唐突にポケモンタワーから1人の老人が墓標を見つめる場面が現れて「それから年月は過ぎ…」というメッセージが流れます。

何もかもを墓標にしてしまった末路なのか、老人以外のポケモンは全て消え去っていて、沢山の墓標だけが残った光景が延々と広がっているのです。

説明らしい説明はないのですが、状況的にこの老人が「プレイヤー」で間違いないでしょう。

ここで、その老人を操作することになるのですが、老人は通常の半分以下のスピードで移動し、所持しているポケモンは「0体」の状態になっています。

そしてマサラタウンにある主人公の自宅に行くと、また画面が黒くなり、シオンタウンで聞いたあの薄気味悪いBGMがさらに半分のスピードで流れてきます。

不気味なBGMが延々とループするなか、かつて「のろい」によって葬られたポケモン達が次々に現われては消え、これまでに倒してきたジムリーダーたちも同じように画面上に出たり消えたりしています。

それらのおどろおどろしい演出が終わると、ゴーストとの戦闘が発生するようですが…その際に老人が使用できるのは「もがく」というコマンドのみ。

そしてHPがゼロに近くなると、今度はゴーストが「のろい」を使用してきます。

「のろい」をかけられると画面が暗転して一切のボタン操作を受け付けなくなり、ゲームボーイの電源を落とさずを得ない状況に。

嫌な予感がするも、入れ直して本体の再起動を行うと…皮肉にもセーブデータが消えているのです。

 

結局ポケモンブラックとはなんだったのか?

「のろい」という技が初代ポケモンの発売当時には実装されていなかったこと。

そしてその特異なカートリッジの状態から、ネット上ではポケモンブラックの都市伝説の正体はいわゆる「ハックロム」ではないかと推測されています。

「ハックロム」とはユーザが改造ツールなどを使用し、ロムカートリッジをハッキングしてデータの抽出を行ったり、改ざんして書き換えたりしたものの総称を指します。

しかし、このソフトを所持していたユーザは「引越しの際にカートリッジを紛失した」とのこと。

真偽の程が闇へと葬り去られてしまい、その結果、都市伝説として拡散されたのでしょう。

とは言え推測通り、ポケモンブラックがハックされたものであれば、元になったデータがインターネット上のどこかにアップロードされているかもしれません。

気になる方は探してみるのも一興かと思いますが、なにぶん曰くつきのソフトですのでプレイされる際には「のろい」にご注意を。

くれぐれも、あなた自身が都市伝説の一部になりませんように…

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